2010
鬱蒼とした森の中をあたしとキキは歩み進む。進めば進むほどに深くなるそれは、あんな夢を見た所為もあって何処か陰鬱な空気が漂っているにも見えた。
先頭を歩くのはあたし。後からついてくるキキが少しでも歩きやすいように、草を踏み固め、枝を払いながら道なき道を進んでいく。